2011年11月8日火曜日

OPENharvest!!!!!!

OPENharvest!!!!!!参加してきましたーー!!!

11/2,3の2日間、東京現代美術館内のレストラン『コントン』で行われた、「食べられるアートインスタレーション (OPENharvest)」へ参加して参りました。
このイベントはカリフォルニアの地産地消型レストラン「シェパニーズ」のシェフ達を中心とするメンバーが発起人となって生まれたイベントで、生産者、料理人、消費者、アーチストが「食の未来」を考える為に始まったそうです。
今回は日本初上陸という事で、全国から生産者やシェフ、アーチストが集結し、シェパニーズチームと合同メンバーでイベントが開催されました。
その仕込みの裏側などをリポートさせて頂きますね。






今年の春頃、イベントの発起人の1人であるフードディレクターの野村友里さんからこのお話しをもらって、関西のメンバーをまとめて欲しいという依頼がありました。他のお仕事でもちょくちょくご一緒させてもらっていたので、彼女達の考える事はすぐに理解でき、僕の活動にもぴったりのイベントだという事もあって、すぐに快諾しました。
このイベントへの参加はボランティアだったので、もちろんギャランティは発生していません。まずはその旨を理解してくれるメンバーを集める所から始まりました。




初めに声を掛けたのはkonefaのメンバーである家倉くん立見さんでした。
このイベントに参加する事はある意味、日本代表として農産物や技術、パーフォーマンスを紹介する事になると思ったので、すぐに彼らのお米の事が浮かびました。



当初は関東近郊の食材を揃える様なニュアンスで企画が進んでいたのですが、湖北のお米や環境の素晴らしさ、環境問題に取り組む農家の思いなどを主催側に説明し、魚沼産のコシヒカリと並んで、湖北のミルキークィーンとコシヒカリもイベント当日にお客さんに振る舞われる事に決まったのでした。


アーチストとしてgrafの服部さんにお願いして、脱穀インスタレーション用の道具を製作してもらう事になりました。
それがこの棒です。

脱穀インスタレーションに使った一升瓶は冨田酒造さんにお願いしました。
もちろんkonefaの二人が作ったお米で仕込まれた日本酒(七本槍)も持って行きました。


あとは友人の料理人きんこさん(右側)、

和代さん、


友人である関西一のバリスタ石田さんも、

grafからは仕事のパートナーの川西さんと家具職人の智樹さん、
そしていつも陰ながら支えてくれる僕の相方の理恵さんです。

総勢11名のメンバーで関西チームを結成し、イベントの中核を担う「お米」の担当を立派にやり遂げてきました。
しかし、僕(肉)と石田さん(コーヒー)は別の担当に入り、世界の食の現状を目の当たりにする事になるのでした。




イベントの前日はみんなで脱穀インスタレーションの導線確認や、飾り付けを行いました。



こんな余裕な感じでしたが、この後にお米を炊く練習を家倉くんがやったのですが、慣れない厨房にあえなく大失敗。。芯が残り、固く仕上がってしまい、お米が持つ粘りや甘みが全く出なくて、塩っ辛さだけが目立った味になってしまい、シェパニーズのヘッドシェフにもダメだしをくらってしまいました。。
落ち込む家倉くんを励まし、ホテルへの帰り道もずっと二人で話し合いました。水加減や火加減、給水のタイミング、30人ものトップシェフが忙しく蠢く厨房での場所や道具の確保などをアドバイスし、厳密な計算を行いました。
その結果、お米は大成功!

一万円の会費を払って参加するお客さんを、白米のおにぎりで納得させられる仕上がりになりました。


一方その頃、コーヒー担当の石田さんはフォーバレルコーヒーのオーナーバリスタであるジェネミーから『エクセレント!!』を連発される活躍で2日間で総勢450名分のドリップコーヒーを入れ続け、無事に大役を成し遂げていたのでした。
さすが信頼のおけるトップバリスタはいつもクールに仕事をこなしてくれます。


そして肉担当に抜擢された僕ですが、鹿肉のバーガーを作る事に。
ちなみに厨房の中の会話は8割が英語で、関東の日本人シェフはほとんどがバイリンガル。英語がさっぱり使えない僕は世界の高い壁を目の当たりにするのでした。
運良く知り合いのシェフが隣にいて何とか通訳してもらえたので、肉の責任者のクリスの指示も理解出来て、無事に乗り切る事が出来ました。英語は勉強しないとな〜〜(汗)


指示通りに鹿を解体してミンサーにかけてミンチにし、90gのポーションに計りハンバーガー用のパティ作りです。2日間で約60kgの鹿肉を使いました。個数にすると700個余り!!!大量ですね~



もう1つの山場はイベントのメインでもある鹿の解体ショーです。
お客さんの前で鹿を解体してゆきます。
エスポワールの藤木シェフ指導のもとで、担当のシェフ達が解体を始めます。本能が目覚めギラギラとした男の世界。取り囲むお客さんの熱気と大量のカメラのフラッシュを浴びた環境で、鹿の生肉を目の前にしたシェフ達は殺気立っていました。
こちらも映像でどうぞ!




この後はあちこちで、お客さんから美味しかったという賞賛の声を頂き、これからの食の未来を考える良い機会になったと、イベント開催の主旨を理解してもらえた事を確認出来ました。
打ち上げにも参加したかったのですが、みんな仕事を抱えている中で無理矢理時間を作って来てもらったので、片付けを早急に済まし、一路関西に戻る事に。
翌朝には滋賀、大阪に到着して、いつもの日常へと戻ってきました。

この経験はこれからの活動にも大きく影響する事は間違いありません。
いくらでも腕のいいシェフがいる中で、僕たちをイベントに誘って頂いた友里さんには本当に感謝しています!
そして忙しい農作業やお酒の仕込みがある中で、協力してくれた湖北の家倉くん、立見さん、高田くん、冨田さんもありがとうございました。
grafの服部さん、智樹さん、万里さんもいつもありがとう!!
石田さん、和代さん、きんこさん、理恵さんにも大変感謝しています。



時代は進んでも食べる事はなくならない、
食の世界は永遠です。
そんな食の世界から繋がる事も無限大。
明るい未来の食に、全ての出会いに感謝!!!